製品・事業紹介

織ネーム

織ネームとは

  • 織ネーム
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  • 織ネーム

ブランド名の表示から、最終製品が目指す品位、さらにはブランドの質のシンボルへ。
織ネームは、美しく鮮明なものを求める感性にお応えできるブランドネームです。

織物の種類

織組織は、大きく分けて平織・綾織・朱子織の3種類があります。

平織(ひらおり)

平織(ひらおり)

タテ・ヨコ糸が交互に交差する織組織です。
小文字表現に適しており、生地は薄くやや硬めな風合いに仕上がります。

綾織(あやおり)

綾織(あやおり)

タテ糸を2本浮かせ、1本をくぐらせる織組織です。
斜紋が出るのが特徴的で、比較的薄手に仕上がります。

朱子織(しゅすおり)

朱子織(しゅすおり)

タテ糸・ヨコ糸どちらかの糸の浮きが非常に少ない織組織です。比較的厚みがあり、光沢が強くやわらかい風合いに仕上がります。

タテ糸について

一般的に白タテ(白経)と黒タテ(黒経) 、P.N.( 透明なナイロン糸)を使用した特殊な織機があります。これらタテ糸を自社で整経しています。
同じデザインでもタテ糸の種類によって見え方が異なります。

  • 白タテ(白経)
    白タテ(白経)
  • 黒タテ(黒経)
    白タテ(黒経)
  • P.N.(透明糸)
    P.N.(透明糸)

ヨコ糸について

ヨコ糸でデザインを表現するため、 400色以上の豊富なカラーバリエーションを備えています。また移染しにくいカチオン糸を採用しており、太さは大きく3種類あります。金糸やスパン糸など特殊な糸にも対応しています。

  • ヨコ糸
  • ヨコ糸

織機の種類

  • レピア織機
    レピア織機
    織機の両側から“剣”のような形の「レピア」と呼ばれる部品を挿入し、片側のレピアがヨコ糸を掴み中央まで運び、もう片側のレピアがその糸を受取り生地の端まで持っていく作業を繰り返します。
  • エアージェット織機
    エアージェット織機
    空気のジェットを使用してヨコ糸をヨコ糸小屋に糸を飛ばすレピアレス織機です。レピア織機よりも高速で織ることができます。
  • シャトル織機(上海ダム)
    シャトル織機(上海ダム)
    タテ糸にヨコ糸を渡すために、ヨコ糸を巻いたシャトルを上下に開いた経糸の間を往復させて織る織物です。ゆっくりと織ることができます。

01.デザインする

織ネーム型作成

データ
データを入稿(Illustrator,PDF,JPEG)
織ネーム型
織物を織る織機用のデータを作成します。

02.織る

ヨコ糸密度の種類

デザイン再現性を決めるのは主にヨコ糸密度です。タテ糸・ヨコ糸の太さを変えることにより、ヨコ糸密度30本/cm~200本/cmのバリエーションでデザイン要求にお応えできます。

  • 通常密度
    (ヨコ糸密度30本/cm~)

    ※版下は3種類とも同一
    版下

    ヨコ糸密度が低く、ざっくりとした表現になります。

  • 高密度
    (ヨコ糸密度50本/cm~)

    ※版下は3種類とも同一
    版下

    ヨコ糸密度が一般的で、ロゴの表現が35回打ち込みに比べて、細かい表現が可能になります。

  • 超高密度
    (ヨコ糸密度80本/cm~)

    ※版下は3種類とも同一
    版下

    ヨコ糸密度が高く、小さいロゴや文字の表現やネームの風合いがより滑らかになります。

織物の再現性について

  • 通常密度
    通常密度
    一般的なデザインに対応し、織ネーム特有のざっくりとした表現になります。
  • 高密度
    高密度
    高密度で打ち込むため、細かいデザイン表現を再現することができます。
  • 超高密度
    超高密度
    高密度よりもさらに高い密度で打ち込むため、非常に細かい微細表現が可能になります。

線の細さ・文字の再現性について

通常密度 高密度 超高密度
線の細さ
約0.7mm
約0.4mm
約0.3mm
文字の大きさ
約2.5mm
TECH
約1.5mm
TECH
約1.2mm
TECH

03.加工する

加工バリエーション

EF(エンドフォールド)
EF(エンドフォールド)
織ネームの左右や上下の端を折り曲げる加工です。両端を折り曲げているため、切り口が表に出ないのが特徴です。
CF(センターフォールド)
CF(センターフォールド)
織ネームの中央で二つ折りに折り曲げる加工で、切り口を商品の隙間などに差し込み、一緒に縫い付けて取り付けます。
SC(ストレートカット)
SC(ストレートカット)
折り曲げずに熱で切る加工で、ブランドタグ織ネームの周囲を縫うことで商品に取り付けます。
FF(マイターフォールド)
FF(マイターフォールド)
主に衣類の襟部分につけ、舟形ネームとも呼ばれています。
MF(マンハッタンフォールド)
MF(マンハッタンフォールド)
三つ折に折り曲げる加工で、小さい縫い代部分を縫製が終わった商品に後付けで縫い付ける場合にとても便利です。